【本当におすすめ】終活アプリ5選!メリット・デメリットも徹底解説

「早くから備えておきたい…と思いつつもなかなか進まない」「エンディングノートを作るのは大変そう」とお悩みではありませんか? 終活アプリを使うと手書きで書き始めるよりもずっと楽に終活の準備を始められます。

そこでこの記事では「終活アプリのメリット」「おすすめの終活アプリ」「終活アプリを始める際の注意点」をご紹介します。

目次

終活アプリとは?

終活アプリとは、家族や友人に伝えておきたい様々なことを記録に残す役割を果たしてくれるのが「終活アプリ」です。

終活アプリはスマートフォンやタブレット上で手軽に終活を始めることができます。エンディングノートの作成、資産管理、自分史の記録、遺言書の作成など、さまざまな目的で活用できます。

  • エンディングノート
  • 資産管理
  • 自分史の記録
  • 遺言書作成

終活アプリのメリット

終活はデジタルの力を利用することで、より簡単に計画的に進められるようになります。終活アプリのメリットを4点ご紹介します。

1、気軽に作成できる 

終活アプリは、タブレットやスマートフォンで気軽に始めることができます。ダウンロードするだけで始められ、持ち運びも気軽にできるため、時と場所を選ばずに作成できて便利です。また、無料アプリを利用すれば、初期費用がかからず始められます。

2、情報管理が簡単にできる

終活アプリを使うと、編集・削除・追加が簡単にできます。紙媒体でエンディングノートや自分史を管理している場合、書き直すのはとても大変です。また、資産、保険、連絡先、医療情報など、大量の情報をアプリを使用することで整理しやすくなります。

3、データを安全に保管できる

紙媒体ではなく、デジタル常にデータを保管するため経年劣化の心配がありません。紙媒体の場合は、インクが薄れたり、時間の経過とともに紙が劣化したりと情報が読み取りにくくなる可能性があるためです。しかも、サーバー上に保存されるため、端末紛失時もデータが残っています。

デジタルで管理しているため、紙とは違いパスワードや暗号化で保護されているため改ざんのリスクが低いのも嬉しいポイントです。

4、画像や動画、音声も残せる

終活アプリでは、テキストの情報だけでなく、動画や画像・音声も残すことができます。パソコンやスマートフォンから画像や動画を貼り付けて簡単に保存できます。残された家族にとって、故人の生前の姿や声を聞けるのは嬉しいメリットです。

終活アプリのデメリット

終活アプリはとても便利ですが、いくつかのデメリットもあります。

1、アプリのサービスが突然終了するリスクがある

終活アプリで保管していたデータは、アプリのサービスが採算が取れていないなどの様々な理由で終了してしまうと同時に消えてしまう可能性があります。

2、スマートフォンやパソコンの故障でデータが消えてしまう危険がある

パソコンやスマートフォンを何かにぶつけたり、水没したりと何らかの原因で故障してしまった場合、作成されていたデータが消えてしまう恐れがあります。 それらを防ぐためにも、終活アプリを活用する際は、データのバックアップを取るようにしてください。

3、自由に書き込めず、使いづらい場合がある

終活アプリは決まった項目やフォーマットに沿って入力するため、紙媒体のように自由に書き込めないのが不便な時もあります。 決まった項目に入力して作成するタイプが多いため、書き残しておきたいことを書く場所がないことも。

スマートフォンやパソコンに慣れていない人や高齢者にとっては、使いにくい場合があります。

4、法的効力の欠如

終活アプリで作成した遺言書などには法的拘束力がないため、正式な拘束力を持たせる場合にはアプリだけでなく別に作成しておきましょう。

5、ログイン情報の紛失

終活アプリのIDやパスワードを忘れてしまうと、家族や友人がデータにアクセスできなくなってしまう可能性があります。そのような状況を防ぐためにも、IDやパスワードを忘れないように管理してください。

終活アプリのIDとパスワードを控えておき保管するようにしましょう。パスワードの保管場所を家族にも伝えておき

終活アプリを利用する時には、重要な情報を紙媒体にもバックアップしておくのが大切です。

おすすめの終活アプリ

終活アプリにはどんなものがあるでしょうか?おすすめの終活アプリをご紹介します。

アプリの種類

終活アプリには、大まかに下記の5種類に分けられます。

  • エンディングノート系
  • 資産管理系
  • 自分史系
  • 遺言書系
  • その他

ご自身の目的に合ったアプリを選ぶようにしましょう。

エンディングノート系アプリ

わが家ノートーアプリで始める終活の第一歩

引用元:わが家ノートアプリ公式HP

「わが家ノートーアプリで始める終活の第一歩」は三菱UFJ信託銀行から出ているアプリです。多機能なアプリです。終活に関する情報記録だけでなく、健康管理機能も備えているため、日常的に使用できます。

エンディングノート機能: 資産、葬儀、墓など16種類の情報を記録できます。判断能力の低下時や、万が一の時に家族が困らないように必要な情報を残すことができます。

健康管理機能:歩数管理、脳トレ、食事の管理、血圧管理など。家族申請すると離れて暮らす家族の健康状況の見守りができます。

つなぐノート

引用元:つなぐノート公式HP

「つなぐノート」は人生の大切な情報を整理し、家族と共有できるデジタルエンディングノートアプリです。

情報の一元管理:資産やデジタル情報・医療情報など人生の大切な情報をまとめて管理できる。これにより、自分自身の情報を把握しやすくなります。

家族との共有:伝えるべきタイミングを選んで家族と共有できる。

ID・パスワード管理:個人や家族共有のID・パスワード管理ができる

そのほかにも、家族のノートにコメントをしたり、AIキャラクターに、資産や医療の相談もできます。

資産管理系アプリ

家計簿マネーフォワードME

引用元:マネーフォワードME公式HP

「マネーフォワードME」は終活のアプリではなく、資産管理を目的としたアプリです。終活に応用して使うのもおすすめです。基本的に無料で利用でき、プレミアムサービスも提供されています。

レシート撮影で簡単に家計簿の入力ができる。手間なく簡単に「お金の見える化」ができる家計簿アプリ

資産管理複数の金融機関の口座情報を一元管理でき、資産状況をリアルタイムで把握できます。2531の銀行・クレジットカード・電子マネー・ポイントなどが連帯できます。また、株や投資信託、FX、仮想通貨も一括で管理できるのも魅力です。

マネーフォワードMEは手軽に家計管理を行いたい人にとって非常に便利なツールです。

自分史系アプリ

家族やものの記録&年表と自分史でライフプランーファミリスト

引用元:ファミリスト公式HP

「ファミリスト」は自分と家族の大切な人生のイベントを全て記録できるアプリです。

自分・家族・親戚・ペット・友人・推しの情報を記録し、誕生日や予定を確認できます。個人史や家族の歴史年表も簡単に作成できます。年忌法要を自動作成してくれて、写真なども挿入できます。贈り物の記録や、忘れがちな家族のライフイベントがアプリで見やすくなるためおすすめです。

遺言書作成アプリ

Will-遺書-

引用元:Apple Store

「Will-遺書-」は「遺書」をテーマに、大事な人へのメッセージを気軽に書いてみるアプリです。

機能:画面ロック機能・パスコード機能・メッセージロック機能・メッセージを画像化して端末に保存でき、シェアできる機能

いつでも簡単にメッセージを残せます。エンディングノートのような項目は無いため、大切な人に伝えたいメッセージを思いついた時に気軽に残せます。

最後に

終活アプリは、スマホで終活を手軽に始められるツールです。「何から始めていいかわからない…」「興味はあるけどやり方がわからない」という方におすすめです。

終活アプリのメリット
  • 気軽に作成できる
  • 情報管理が簡単にできる
  • データが安全に保管できる
  • 画像や動画、音声も残せる
終活アプリのデメリット
  • アプリのサービスが終了するリスクがある
  • スマートフォンやパソコンの故障でデータが消えてしまう恐れがある
  • 自由に書き込めず、使いずらい場合がある
  • 法的効力の欠如
  • ログイン情報の紛失

エンディングノートや資産管理など多機能で便利ですが、サービス終了や法的効力の欠如などデメリットもあります。利用するときにはバックアップやセキュリティをしっかりチェックし、目的に合ったアプリを選ぶことが大切です。

大切な情報などは紙媒体などにしっかり保存しておくようにしましょう。自分に合った終活をコツコツと進めていってください。

この記事を書いた人

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